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NTTとジェネシスヘルスケアの資本業務パートナーシップの構築について

2022. 08. 08

日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 社長執行役員:島田 明、以下、NTT)とジェネシスヘルスケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:David Baran、以下、ジェネシスヘルスケア)は、資本業務パートナーシップの構築を決定し、本日、資本業務パートナーシップ契約を締結するとともに、NTTはジェネシスヘルスケア株式の取得を決定しましたので、お知らせします。

1.資本業務パートナーシップの目的
NTTは、デジタル化/DXの一層の進展等、今後の環境変化に対応するために、事業活動を通じてパートナーのみなさまとともに社会的課題の解決をめざしています。ヘルスケア・メディカル事業領域においては、個々の消費者向けにデータ活用によるヘルスケアから医療への一気通貫でのDXを推進するとともに、データドリブンでの医療高度化を支援することにより、Well-beingな社会につながるSmart Healthcareの実現に取り組んでいます。 ジェネシスヘルスケアは、本邦における遺伝子検査・研究のパイオニアであり、一般消費者向けの遺伝子検査「GeneLife」に加え、医療機関等からの受託による遺伝子解析「GenesisPro」、製薬会社や研究機関等向けのバイオインフォマティクスやデータサイエンス(ゲノムAI)サービス「GenesisGaia」を展開しています。また、直近では日本初の全ゲノム解析(WGS)を駆使した商品を発表するなど、グローバル基準のサービスを展開しています。 両社は、それぞれがもつ幅広い知見や専門性を互いに活用し、相互に補完することにより、遺伝子データをはじめとするメディカル・ヘルスケアデータの取得・分析・活用・流通を加速、遺伝学に基づいた人間らしさを尊重し、互いに多様性を認めあえる健全な社会づくり、ひいては一人ひとりに個別化・最適化されたプレシジョン・サービスを享受できる社会の実現に貢献することを目的に資本業務パートナーシップの締結に合意しました。

2.資本業務パートナーシップの内容
(1)協業の推進
両社のもつ知見や専門性を最大限に活用し、両社の事業を育成・拡大すべく、以下のような協業を推進することを合意しており、今後具体的な取組を検討、実施します。 <データを活用した共同研究等の推進> 疾患リスクの解明や医薬品開発など、遺伝子データはヘルスケアや医療の高度化に向けたさまざまな研究開発の場面において活用されております。両社の持つ合計100万人以上の日本人を中心とした遺伝子データや健康診断、ライフログ等のデータを基に両社で研究開発を進めるとともに、統計データを第三者である研究機関等に提供することを通じ、プレシジョンケアやサービスの実現に向けたヘルスケアや医療の一層の高度化に貢献していきます。 <遺伝子解析、遺伝子検査等における協業> ジェネシスヘルスケアのもつ遺伝子解析の知見や専門性、人材を最大限に活用することにより、健康維持や疾患リスクの把握、保健指導や生活習慣改善等、さまざまなニーズに対応した遺伝子検査等を柔軟かつ効率的に提供し、一人ひとりが自らのデータに基づいて最適なケアやサービスを享受できる社会の実現に取り組んでいきます。 <ステアリングコミッティの設置> 技術や社会の急速な進化に対応しつつ、倫理的・法的・社会的な課題を踏まえて協業を推進していくため、両社間でステアリングコミッティを設置し、具体的な協業方針の策定や協業施策の推進に取り組んでいきます。

(2)NTTによるジェネシスヘルスケア株式取得
NTTは、2022年8月8日付で、ジェネシスヘルスケアの既存株主との間で株式譲渡契約を締結し、同株主の持つジェネシスヘルスケア株式41,269株(発行済株式総数に対する所有割合19.3%)を取得することに合意しました。 なお、本株式取得によりNTTは、ジェネシスヘルスケアへ非常勤取締役1名を派遣する予定です。


3.当事者の概要
(1)NTTの概要
(2)ジェネシスヘルスケアの概要


本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
日本電信電話株式会社
広報室

ジェネシスヘルスケア株式会社
広報部

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